kimori バージョンのstool と table が出来上がり、納品となりました。 kimoriで見慣れたせいか、こうやって一かたまりになっているのを見ると、後ろにブワッとりんご畑が見えるような気がして、不思議な感覚になるお気に入りのプロダクトです。
Read Moreデザインを進めている家具のパーツのことを相談しに二唐さんへ。 打ち刃物の工程を見学させてもらえました。 自分がもっている先入観や、想像力の乏しさに愕然とします。 出来上がったものを見て、そこに至るまでの真実をただ「大変そう」という言葉でしか理解していないんだなと。 写真は研磨して刃をつける前の包丁。 この形になる初めの材料は、棒状の鉄の塊。 熱を入れて、熱さと戦いながら叩いて伸ばしてこんな形にしていくのです。 そして、僕らが普段見ている包丁の、あの鋭利な刃はこの厚い鉄の板を削って磨いて刃にするのです。 そりゃそうでしょっていうことなのかもしれないけど。 実物と、手がける人を目の前にして、あっそ
Read Moreちょっとかわったテーブルを作りました。 半分外の屋根がかかったウッドデッキでつかうテーブルです。 狭いスペースで、普段は半分の大きさで、人が多く集まった時は2倍の大きなテーブルになる。 普段どこかにパーツをしまっておくことなく、同じ場所に忍ばせておくことができる。 工具を使わず、一人でも広げられる。 安い材料でなるべく簡単に。 悩みに悩んで出た答え。 ツーバイ材でとにかく簡単に。 普段はこの状態。W1680×D600 手前をずずずっと引き出すと、半分から分かれます。 軽いので女性でも動かせます。 分かれた二つの天板はそれぞれ丁番で2枚が折りたたまれています。 それを開くと。 奥を開いた状態。
Read Moretripod シリーズのkimori バージョン。 このプロダクトは蟻塚さんの手から一旦離れて、EasyLivingの商品として今商品化しようとしています。(ケンカしたわけじゃありませんよ(笑)) 蟻塚さんと、kimoriの高橋さんと、僕と、ゆるーいおおらかなプロセスをふんで徐々に製品化に近づいています。 そんなゆるーいおおらかなプロセスのことはまた今度。 商品化前ですが、ほしいという方が結構おられて、ちょいちょい作っています。 座面や天板に使われるりんご箱の板は、壊れた箱を分解して使っています。 りんご箱の板を張り付ける作業が、まだ試行錯誤の真っただ中。 今はクランプと、仮釘を使って圧締して
Read More杉の70角4m。 何になるかというと、BabyTall の積み木になります。 ちょっともったいないですが、60㎜のキューブ状にちっちゃくなります。 これから、1mくらいに切って、冬の間ストーブの近くで乾燥させて、水分を落としていきます。 使えるようになるのはまだ先。 木の仕事は、ものが姿を得るまで、時間がかかります。 木が乾く、という時間の流れ。 そして、木を木のものとして、木の道理にあった仕事をしてものを作る。 この時間もまた、決して速いものではなくて。 そうとはいえ経済のスピードと合わせるような仕事を・・・と、そういうことをしなければならないと勝手に思ってきました。 木だろうがなんだろうが
Read Moreながく時間をかけて作らせていただいたCABINET と SHELFが納品となりました。 今自分できる精一杯で作らせていただきました。 日々使う小物、薬や、大切な本、そういう日常を入れておく小ぶりなCABINET と SHELF。 どんな家具を作るのか考えることは、どんな暮らしをしたいかを考えることです。 作ってほしい家具の中には、日々どんなことを思い、家族のことや仕事のこと、悩みや前向きな思い、そういう沢山の気持ちが込められています。 転勤が多いので、せめて身の回りの家具は良いものを仕立てて、一緒にもってまわりたいと、良いものを本気で作ってほしいというお客さんとは、もう長いお付き合いになりま
Read More夕方。思い立って2階の壁をちょっと塗りました。 寒くなってきて、2階で過ごせるようになってきて、これからWORK BENCHも火を焚きながら2階に会場を移します。 少し気分よく楽しんでいただけるように、2階も少しずつですが、整えていきたいと思っています。 今月のWORK BENCHは23日(日)です。 これから、どんどん寒くなってきます。 寒い秋や冬。 吹雪く冬の日。家の中で、息をするように何かを作る。 そういう季節が今年もきますね。 WORK BENCHがそんな厳しい季節の中の、少しあかるい、前向きな楽しい時間になったらいいなぁと願っています。
Read More今日からTHE STABLESで「弘前のあけびかご」がはじまりました。 この展示に合わせて、あけびかごと相性がいい小さなヒバの棚を作りました。 店内の什器として作り始めた棚を、ちょっと良くして、使い出の良いものに仕立て直した感じです。 写真はまた今度きちんと紹介したいと思います。 以前から小田原さんとことあるごとに話題にしていたものが、一つ姿になりました。 店内はあけびのかごがずらっと並んで、とてもきれいです。 是非、あしをお運びください。 朝、開店前にヒバの棚をもっていくと、chicoriのさとる君。 手慣れた手つきで、シートを張って、準備万端。 綺麗ですよ。是非。
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