できあがったテーブルに塗装をしています。 今回はちょっとかわった塗装をしています。 塗装というか、染めです。 鉄染めという技法で、木がもつタンニンという成分と鉄を反応させて黒く染める方法です。 タンニンが多い今回の栗は特に黒く染まります。 もうちょっと黒くなるかなぁと思っていたけど、藍色っぽい感じになりました。 これに今回はミヤマコ君にラッカーをぬってもらいます。 クリアを塗ると、ここからぐっと黒さが増して、渋い仕上がりになります。 黒の塗料を塗るのも手っ取り早いのですが、なるようになるこういう自然の色はやっぱりきれいだなぁと思います。 仕上がりが楽しみです。
Read Moreなんだろうな~という紹介をしてきたこれ。 やっと出来上がって、帰省してこられたお客様もご覧になって、発送するまでの少しの間手元に置いて眺めています。 お客様からBUNACOのスピーカーfaggioの台を作りたいというご相談を受けて製作しました。 BUNACO独特の丸いフォルム。 この特徴的なデザインと相性がいい台。台。台。と考えてるうちに、スピーカーに脚が付いているようなデザインを思いつきました。 わからないことがおおいオーディオの世界でしたので、スピーカーの開発に携わった大学の先生や、オーディオショップの方など、お世話になりながらの製作でした。 色々な生きたアドバイスが、実際に盛り込まれて、
Read More脚の成形から組み立てまで。 なんとかお盆前に終わらせたい。 昨日吸い付きの仕口を加工した脚の両端を丸めていきます。 目標の墨付けをして、そこに向かって鉋で削っていきます。 リズムよく、リズムよく。 こんな感じ。 最後ペーパーでつるっと仕上げます。 そして、天板に打ち込んでいきます。 やっと完成。 角が無い、ぷるーっとしたなめらかなテーブルになりました。 こんなだったらきもちいいだろうなぁかっこいいだろうなぁっていう気持ちに、ずっと正直に作業を積み重ねてきました。 そいう正直を、こころよく受け入れてくださること、幸せなことだと思います。 ありがとうございます。 お盆明け塗装していきます。
Read More和室に置かれる細長いテーブルを作っています。 材は栗の木。 木目がきれいな良い材が手にはいりました。 先週板接ぎをしました。 それに紙をくり抜いた型をあてて、出てくる木目を見ます。 同時に大きさの感じを体感します。 四角いものから丸や変形の形をとるときは、こういうことをして一度確認することがよくあります。 切ってみたら木目の感じが思ってたのと違うとか、なんか大きいとか、かっこわるいってことがよくあるのです。 当たり前だけど、木は削ったり切っちゃったら無くなっちゃうので元にはもどりません。 失敗が許されない一個作りはこういう、失敗しないための工夫が沢山あります。 綺麗な細長いオーバルの座卓になり
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