とても気持ちのいい、シンプルなソファができあがりました。 この住宅を設計された先生が図面をひいてくださったソファです。 数年前、住宅が出来上がった時に、同じく自ら設計されたテーブルを作らせていただきました。 そろそろ、この場所にあったソファを作りたくなったと、家主であるお客様からお声をかけていただき、今回に制作となりました。 住みながら、家や、暮らし方や、大げさに言うと人生に磨きをかけていくように、必要なものを少しずつしつらえていくような家具の作り方って素敵だなと思いました。 あるものの中から買ってこなくてよかった。考えて作ってもらってよかった、という言葉は、こういう仕事をしててよかったと思え
Read More日曜日。納品で仙台へ。 蟻塚さんが手がけた住宅。 お客さんと何度も見た図面。 その想像の世界が、現実となって目の前に現れる。 思ってた通りの空間、この場所。 家具を置いてみて、そうそう、この感じ。 お客さんと一緒になって考えていた色々が、ああ、いいね、うんよかったと、一緒に納得できる喜び。 末永く、良い暮らしを支えていってほしいなと思います。 ありがとうございました。
Read Moreここ2年程取り組んできたプロジェクトが動き出しました。 板柳のりんご箱屋さんの姥澤さんから声をかけていただいて始まったプロジェクト。 リンゴ箱の家具「又幸-Matasatchi」 プロジェクトの代表として姥澤さん。 デザインに蟻塚さん。 ブランディングにteco.llcさん そして僕は制作とそれに関わるデザインを担当。 昨年いよいよ商品が完成。徐々に発表をし始め、昨年、ウッドデザイン賞を受賞し、アップルデザインアワードで入賞と、ご覧になっていただく機会が増えてきました。 そしてこれから継続的な生産をめざして、クラウドファンディングで資金調達をしております。 プロジェクトの背景やプロダクトの第一
Read More剪定鋸の特注。 今のがこうなので、もうちょっとこうしたい。 この梅の木で作りたい。 りんごの木のがほしい。 そのたびに手持ちの鋸を見せてもらったりお借りしたりして、先輩達が作ってきたものを目にして色々感じ、勉強しています。 鋸刃、金物、樹種と、スタイル。 年代、誰が作ったか、誰が使ってるか。 鋸一つとってみても、りんごの産地には、産地ならではの使い手一人一人のこだわりや、製作者の存在があるんだなぁと感心させられます。 今作っているものは一番下。 サンプルを作って握ってみてもらって、形の微調整をしていきます。 少し太めにするということ、尺一(一尺一寸)の鋸刃を付けたいということ、そして持ち込みの
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