お世話になっているりんご農家さんが、薪用の木をもってきてくれました。 すんごい太いところ。 これ割れんのかなぁ。と弱気になてしまいます。 それにしても立派な幹。 やっぱり燃やしちゃうのはもったいなぁと思ってしまいます。 何かに姿を変えてあげられないかなぁと、ちょっと悩んでみようと思っています。 たくさんありがとうございました。 そんな工場には、学校が休みで、暇で暇で狂いそうな小学生が、細いやつを切りにさっそくやってきました。 太いやつもやってくれ。 そういえば、長男が、無事中学校を卒業して、志望校にも合格できました。 昔から知ってもらってる方々にご報告したいなぁと思っていました。 おかげさまで
Read More剪定鋸の製作。 山形はさくらんぼ農家さんからのご依頼。 お客さん持ち込みの、大体柄の形になっている材に金物を付けてほしいとのことでした。 楢と、イタヤと、もう一つは何かな、木目がとても奇麗な材でした。 金物を仕込んで、刃が収まるように溝をつけて、仕上げまでしてお渡ししました。 山形さくらんぼ。 サクランボの剪定鋸は、リンゴの鋸に比べて、短いそうです。 リンゴの鋸は一尺(約30cm)とか、一尺1寸(約33cm)なのに対して、今回は7寸(約21cm)。 長い鋸にも、短い鋸にも、ただの長さじゃない、真剣な長さがあって、とても興味深いです。 そこに、少しでも自分に合った、自分の道具で仕事をしたいという
Read More椅子の修理のご依頼。 折り畳みのとても奇麗な椅子ですね。 長年その機動力を存分に発揮して、折り畳みを繰り返してきた椅子だそうで、やっぱり可動部がかなり痛んでいて、ねじが折れていたり、ホゾも抜けていたりと、大分くたびれていました。 でも、直して使えるなら、思い入れがあるのでまだ使いたいと。 うれしいですね。そういう物を自分も作っていたいなと思います。 畳んだ時の横からの姿がとても奇麗な椅子ですね。 うまく直ったので、クリーニングをして、ワックスを塗って、お返しできそうです。 椅子のぐらつき、組みなおし、張替えなど、修理も承りますので、お気軽にお声がけください。
Read Moreりんごのセンヌキ。 りんごの木に触り始めたきっかけになった商品です。 A-FACTORYさんの商品として、新幹線開通とA-FACTORY開業2周年の記念として、シードルと一緒に使ってほしいということで、りんごのセンヌキを作らせていただきました。 2012年のことでした。 長く続けてご注文いただいており、ありがたいなぁと思います。 デザイン、ディレクション、製作と役割を分担しながら、時にぶつかりながら、仲間と一所懸命つくったことを今でも思い出します。 これをきっかけに、りんご農家さんともつながりができてきて、ゆっくり少しづつですが、りんごの木のものを作るようになって、剪定の鋸柄をつくるような、ま
Read MoreBabyTall 中には5種類の積み木が詰まっています。 赤ちゃんが産まれた時の身長をお聞きして、箱の長さを身長と同じ長さでお作りします。 左から47㎝、46.5㎝、47㎝。 1㎜単位で製作できます。 革の取っ手には、ローマ字で、お名前と生年月日を刻印いたします。
Read Moreりんごの農家さんからのご注文で、剪定の長柄を作りました。 上の2本が尺といわれる長さの折れ鋸。30㎝くらいの刃がつくもので、長さで35cmくらいあります。 下の4本が今回作った長柄で、三尺半110cmくらいあります。刃は尺二までつきます。 今回はお客さんの手持ちのものと同じものをということで作らせていただきました。 長いですね。かっこいいです。にやっとします。 雪にさして、深さをはかったりもするそうです。 なんかかっこいいです。同時に、タフなものを要求されてるんだなぁと気がピリッとします。 刃物は天寿の替え刃が付く仕様です。 グリップの形も独特で美しいです。 りんごの木と、山桜、オニグルミ、そ
Read Moreよくちょっとお願いって電話がかかってくる近所のおばあちゃん。 ソファが高くて疲れるので、脚を切ってほしいと。 今行くよ~って行って、どうやる、いつやる、いくらかかるの話しをして帰ってきました。 脚を外してみると、木のようなプラスチック・・。 切ると中が空洞なので、どうにも塩梅がわるく。 結局簡単な脚を木で作ることにしました。 簡単なのでいいんだべ? んだんだ、なも下だっきゃ見えねんだはんで、いいいいいいいい。どせすぐ死ぬんだはんで。 それだばどんだか分がんねぇけど(笑)だば四角で簡単にやるよ。明日午前中にもって来るはんで~。 ちょんどよくやりますよ。 家具の高さの調整や、サイズの見直しなど、ち
Read More斧の柄が折れてしまったので、新しくしました。 イタヤから楢へ。 そのイタヤの柄も、誰かが手作りしたんだろうなぁという刃物の痕があったりして、今度は楢の木で引き継ぎました。 毎回こういうことをする時は、どうやってやるのかなぁと研究から始まります。 それなりに精度が必要な加工が必要で、決まった時の達成感があります。 振り上げて、ニヤッとしてしまいます。 好きなんでしょうね、こういうの。 剪定の鋸もそうだけど、最近こういう道具にからむ仕事にとても魅力を感じます。 当たり前の話、誰かが作るから、そこに存在するわけで、この斧もそうなんだけれど。 こういう道具を触っていると、ああ、斧も誰かが作ってるんだな
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