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臼の内側が大体一皮むけて、ケヤキの橙色が見えてきました。こうして古くなって黒ずんだ木をすこーし削っただけで見えてくる新しい木肌を見るたびに、木ってすごいなぁと思います。ぐるぐるっとめぐるケヤキの年輪が、椅子のフォルムなりになって、はっきり見えてきてうっとりながめてしまいます。最近は、こんな木の塊に、とても魅力を感じます。若い時は、人がデザインしたさまざまなものにカッコよさを感じてあこがれてきたし、色々作ってみたりもしたけど、なんか結局、塊だな塊って感じです。
真ん中にどかっと居座っていた材料も、必要な寸法にカットし終わって、少しすっきりしまいた。これから控える作業の順番を考えて、ひとかたまりに積んであります。せまい!と叫んでも広くなるわけではないので、頭を使うしかありません。でも、こんなに材料があるのに、今までで一番広く感じるレイアウトかもと、ちょっと気分よく作業しています。
屋台の形が見えてきて、テント生地もできてきて、大体形になりました。細かいところを、考えながら、同時進行で製作も進んでいます。あとは、照明やウエイトなどの付属品の選定をしています。市内をぐるぐる巡って、なければネットで探して。ぐるぐる、ネット、ぐるぐる、ネットとため息をつきながらモノ探しの日々です。
時間がかかってますが臼を椅子にする件、少しづつ進んでます。グラインダーとか、機械とかで色々やってみましたが、結局ノミでこつこつ。ケヤキの木口はやっぱり硬くて、なかなか進みませんが、だんだんそれらしくなってきました。それにしても、臼屋さんはすごい。今は、旋盤のおばけみたいなので作るところも見たことあるけど、これは多分手で作ってた頃のもの。誰かが作った、姿になった臼が目の前にあるという事実。それを実際に削ってみて分かる、苦戦するという現実。どんだ?かでべ?それでもこうして削ってたんだやって言われてる。
毎週月曜日に届く白取農場さんの野菜も、今シーズンは来週で終わり。今日はこんな立派なターサイや、沢山の朝採れの野菜が沢山届きました。綺麗でおいしい。どこで、誰が作ってるか知ってる。丁寧に作ってくれているのも知ってる。この寒い季節、バケツにお湯を持ちながら、手を浸しながら収穫しているのも知ってる。丁寧にいただきたいと思える。そういう食の選択だと思います。
修理のご依頼で、綺麗な椅子をお預かりしました。 座面の意匠の弱い部分が折れてしまったということでした。綺麗な意匠なのですが、また折れそうな部分なので、透かしは無くして、一枚で新たに作り直すことにしました。どんなふうに座のRを成形しようか、手持ちの型では合わなそうなので、思案しています。
どかっと真ん中に材料が積まれて、作業スペースがなくなってしまったので。まえからやりたかった模様替えをしました。前よりも仕事しやすくなって、とてもいい感じです。
ふわっと降り立ったしらさぎさん。まっしろ。自然の色は本当に奇麗です。岩木山もうっすら白くなりましたね。野生の生き物には厳しい季節が近づいてきました。 にゃんこも。
12尺の垂木140本。作業する場所がありません。まいった、まいった。
赤ちゃんと遊ぶ、がらがらを作っています。木のかたまりの様ですが、振ると音がします。3つの形、3つの音。とてもやさしい音がします。ご注文いただいて何回か作ってますが、いい名前をつけてあげて、ちゃんとお披露目したいと思っています。