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ばたばたと忙しくしていると、咲いたさくらに驚く。なんのために、なにをしてるのか、忘れることなく、今日のことを静かに穏やかにすごしたい。昨日でもなく、明日でもなく、今日の桜を楽しもう。
完成。手がかかったわりに、我ながら地味だなぁと苦笑いしてしまいます。まあ、それも身からでるものだから仕方がない。
自然光が作る影が、削りの作業にはかかせません。春になってシャッターを開けて作業できるようになって、助かってます。
椅子の加工が終わり、やっと塗装。今回は公共の空間におかれるということで、通常のオイル塗装ではなく、オイルウレタンという塗料を使っています。栗の木でこういう椅子を作るのは初めてですが、濡れ色が優しくて、とても気に入っています。濡れ色が優しいなんて、普通考えることではないかもしれないけど、同じように黄色っぽくなる木の中にも、確かに微妙な違いはあって、そこに自分の好みがあるということが、不思議とうれしい。
なりたいようにしてあげる。
笠木をまあるく削っていきます。
ゆっくりと、しっかりと組み立てる。
笠木がちょっと手間のかかる椅子ですが、綺麗な椅子になりそうです。
急ぎようのない積み重ね。
今年のばっけ。こんな花なんですね。天ぷらにする時、妻のお母さんは苦いから花は一つ一つとって揚げるんだって。愛ですね。