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愛されて

先日、お客様からお預かりしたトリップ・トラップ。 脚のホゾがゆるんで、抜けてきていたので、修理にお預かりしました。 お子さんが使っている椅子。 お母さんが子どものころ使っていたものだそうです。 今もほぼ同じ形、同じ構造で作り続けられているノルウェーのSTOKKEの製品。 あかちゃんから、大人まで、使い続けられる、シンプルな構造と、きれいなスタイルの椅子です。 子ども用のこういうサイズを変えながら使っていく椅子の要望ば多いのですが、この椅子に勝るものを見出せなくて、いまだ手をつけられずにいるテーマです。 使い続けられたこの表情。いいなぁと思います。 二人のお子さんのために、新しいトリップ・トラッ

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沖小の森

沖小の森。なんとか姿になりました。 ほっとしました。 それぞれのピースを板の上に置いていきます。 だんだんと。 だんだんと。やってることが見えてきます。 だんだんと。 だんだんと。はまらなくなって・・・。 でも修正しながらなんとか。 森には蜂や、毛虫、鳥や蝶、沢山の生き物がいました。 原画を描いた男の子が自ら目を入れていきました。 気心知れた沖小工務店の職人も自然と前に来てくれて手伝ってくれて(涙) じゃーん! いいでしょ。 ものすごくきれいで、やさしくて、力強い作品ができあがりました。 毎度のことながら、みんなで何か作るっていいなぁって思います。 木ってきれいだなぁって再確認しました。 生徒

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機能

原寸模型でいろいろ試しています。 脚を折りたたんで、使わないときさっとしまえる。 エクステンションテーブルとして来客時天板が広くなる。 高齢のお客様が一人で取り回しができること。 そして無垢材できちんと木の質感をまもること。 いろんな条件をクリアすべく、ずいぶん机上で悩んできたものを、原寸で実際に確認していきました。 絵から現物になって、高さや、重量をもつものに変わった瞬間、見えていなかった問題や、やっぱりねっていう問題が現象となって沢山出てきます。 揺れ。 重さ。 強度。 かっこわるさ。 たためない・・・。 ふりだしに戻るような問題をひとつひとつクリアしていきます。 スタイルを確認するために

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りんごのセンヌキ

りんごのセンヌキのお話し。 少し前になりますが、弘前市内の青森銀行さんの4支店が30周年を迎えられたるということで、記念品として、りんごのセンヌキを使っていただきました。 こういう記念品としての需要があるのかと、一つ希望を見出せたお仕事でした。 このへんの人の力で、どんなものがいいもので、どんな人が、どんな時に求めるもので、どうやったら仕事になるか。 そんなことを、みんなで一所懸命考えて作ったことを思い出します。 同時に、こうやって作ったら、ちゃんと手に取ってもらえるんだって、確認できたものづくりだったように思います。 そういう作り方でできたものを、ちょっとずつ増やしていきたいと、つくらせてい

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126人

沖小の6年生の木工の時間。本番。 沖小の森の学習をテーマにした木工製作は、6年生の卒業制作のような意味合いも含まれています。 責任重大、4クラス126人を2クラスずつ各2時間。 下平君と二人旅。 生徒が描いた絵を大きくして、全員が一人1ピース作る、大きな組木絵を作ります。 沖小の森に生えている木を中心に、様々な木で、一つ一つじっくり作ってもらいました。 じっくりとはいうものの、60人がいっきに同じことをすると、まったくじっくり感はなく・・・。 一斉に始まって、一斉に質問にくるあの感じは、なかなか慣れません。 怪我をさせないのが精一杯なのは、最近わかってきたあきらめの境地。 でも、みんな頑張って

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ななめ

ケイタの絵がなんだかおもしろくなってきた。 保育所で描いてきたんだって。 見たまんま。 思ったまんま。 嫉妬する。

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雪とお年寄り

今日も一日ずっと雪が降ってました。 近所もすっかり雪に埋まってしまいました。 一発目の雪なのに・・・。 はやくもご近所さんのとの挨拶はふるの~。 こうなると、大変なのは雪片付け。 近所はご多分にもれず高齢化の波が押し寄せており。 元気で、ばりばりなお年寄り。 元気ではないけれど、やんねばねぇはんで、頑張ってるお年寄り。 やんねばねぇはんで頑張ってるけど、どう見ても、無理そうだなぁっていうお年寄り。 ぜんぜん外に出られないお年寄り。 何とかやってるけど、庭がやたら広くて、玄関がずーっと奥にあるお年寄り。 どのうちにも平等に雪は降るわけで。 わげ者の雪かき面積がだんだんと増えていることを感じる最近

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感謝を

雪が降ってきました。 うまくいかないとか、いいことがないとか、よくないことばかりだとか。 そういうときは、ありがとうと言わなきゃならない人たちの顔を思い出すようにしてます。 よくないことと、同じだけ、よいことがあったはずだから。 なにも心配することはないのです。

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沖小の森

沖小工務店は終わりましたが、今年は、沖小でもう一仕事あります。 6年生が今年勉強したことの中に、沖小の学校林のことがあります。 学校林に行って感じてきたことを、木工で何か表現できないかということで、ヒノキアスナロ緑の少年団さんからご相談いただいて、ちょうどその場にいた下平君とお手伝いすることになりました。 子どもたちが描いた絵の中から、一枚選ばせてもらって、それをもとにみんなで作り上げていきます。 年末、そして、卒業を控えた6年生は生徒も先生も忙しく、どたばたしますが、出来上がりが楽しみです。 こういうことに関わらせていただくごとに、いつも運がいいなぁと思います。なかなかやろうと思ったって、こ

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沖小工務店 最終回

今年の沖小工務店も最終回。 みんなでこつこつ刻んできた部材を、みんなで組み立てていきます。 コーン、コーンとたたきながら、ホゾが入っていく感じが、なんだかいい感じでした。 ちょっと硬い所、簡単に入るところ、みんなで刻んだ仕口はバラバラでしたが、それでも全部組み上がると、結構がっちりしてました。 最後、棟梁が打ち込んで組み上がり。 和久さんが面倒を見てくれた丸太の看板も出来上がり。 最後OKDT(オキダテだそうです)を真中につけて・・・ 完成! とりあえずぶら下がる。 最後、ずっと面倒を見てくれた盛さん、和久さん、蟻塚さん、下平さん、みんなに寄せ書きの色紙をプレゼントしていただきました。 毎年、

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