オニグルミ。 2枚から3枚を端合わせて、天板を作ります。 同じ名前のついた木でも、木目の表情や、木の色がそれぞれ違います。 着色しないでクリアの仕上げの場合、この木柄の違いは、そのままできたものの表情になります。 使い場所、使う人の性格、もののもつ意味、そういうことを考えて、合わせて整ったものにすることもできるし、わざとバラバラにしてさまざまな表情をもたせることもあります。 できあがったものだけを見た時に、なんでばらばらなんだろうとか、整ってることがいいねって思う人はほとんどいないと思うし、それはごく自然でふつうなことだと思います。 でも、何もないところから、木を切って削って、ものをこしらえる
Read More知り合いの大工さんが、夕方の仕事終わりに、毎日工場に来て、自分の作りたいものを作りに来ています。 鉋仕事が増えてきたので、鉋の刃を打ち込む木槌を作るんだそうです。 堅~いケヤキを鉋で丸く削り出してました。 こうやって見ると、手で作る手間は別として、当たり前だけど、やっぱり作れるんだよね。 欲しいものを、ほしい姿で。 そうなんだよなぁと最近思います。 作れるんだよなぁと。 自分は作れるんだから、買わなくていいんだよなぁと。 作れるんだから、お金はいらないんだよなぁと。 作れるって実はすごいことなんじゃないかと。 最近思います。 一生懸命つくればいいんだ、と。
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