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いのち

青森のCANOEの竹内さんのもとへ。 革を張ってもらう椅子とベンチの下地を置いてきました。 毎回、実際に張る革を見ながら、どの辺を使うか確認します。 牛革。牛一頭の片側半分。 こうやって見ると、生きていた牛であるということがよくわかります。 奥が頭、手前がおしり。前足、後ろ足。よく見ると目の位置もわかります。 生きている間についた傷。 首回りはしわが多くて、おなかの周りはよく伸びます。 革の鞄、革の財布、革の服。 僕らの周りの革の製品は、実はこの姿からできたもの。 わかってるようで、わかっていないところ。 この姿を見ると、無駄なものは一切つくっちゃだめだと、本当に思います。

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いろんなの

成形が終わった革張りの下地。 綺麗な下地は綺麗に張りあがるというのは経験済み。 逆もしかり。経験済み。 なので結構気を使って作ります。 こんな仕事もあるのね、な仕事。 何にみえます?ちゃんとできるか半信半疑で試作中。 こうやって小さなまちで、ちいなな規模で仕事をしてると、「できるからできる仕事」が多いことに気づきます。 木を削れるからできる。 スプーンができるならできない? 革で鞄ができるなら、やってみてほしい。 これ一本っていう仕事の仕方は素敵だし、理想だけど、そこから派生する「できる仕事」も大事にしたいなぁと思います。 だれになにができるかを把握すること、インスピレーションを大切に、チャレ

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ちょびっと

昨日プレスしたベンチの下地。 両端がちょびっと曲がりました。 このちょびっとのために、まあなんとも手のかかるこをやってると自分でも思いますが、あるとないとではまた・・・違うんですよねぇ。 良いと思うことに正直にいきたいと思います。 続けて、椅子の座の曲げ。 CANOEの竹内さんに革を張ってもらいます。 ベンチは大きいので張るのも大変だと思いますが、はいよっとやってくれます。 いつもたのもしいです。 今回はベンチと椅子の組み合わせになります。 楽しみ。

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作り方

今日は暖かくて、少しの間シャッターを開けて仕事ができました。 そして次の製作にとりかかりました。 ベンチの椅子張りの下地作り。 端っこをちょびっと曲げます。 どうやって、どんな治具を作って、どんな準備をするか。 一発で決める最良の段取りを考えます。 四六時中、寝ても覚めても、頭の半分は、答えの出ていないこんなことを考えています。

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よだれっこ

仕入れたオニグルミの板。 何件か分まとめて仕入れたので、一枚一枚見て、おおざっぱに区別していきます。 特にテーブルなどの天板にするものは、今のうちに、よだれっこをつけておきます。 木取り作業は、何回やっても何年やっても、難しくて、ぱぱっと進まない作業です。 デザインも、設計も、加工も、すべて自ら「決めて動く」という行為以外歩を進める方法はなくて。 優柔不断のびびりには、なんともかんとも。 根気強く、ひとつひとつ、てっぺんを見上げずに、一歩一歩。

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木取り

木取りで工場の中がにぎやかになってきました。 三寒四温の何寒目かな。 もう少しで春ですね。 今年は桜の花芽が多いそうです。 楽しみです。

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3月

逃げらいだ。2月。

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あそこの角っこ

chicori が6周年だそうです。 うるう年の29日はchicoriの日。 すっかりみんなが知ってるお店になりました。 僕のまわりのお客さんでも、ああ知ってる、あのあそこの角っこのお店ね、と。 あそこの角っこ。 なぜか、あそこの角っこで通じるあの場所。 いいお店になったなぁと思います。 おめでとう。

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言葉

小学校6年生の頃のクラス会がありました。 小さな町いると、ちょいちょい偶然出会うような面々だけど、皆変わっていなくて懐かしい顔でした。 当時の恩師との再会。 じわっと涙がでてくるのは、なんででしょう。 きっといろんなことでおもいっきり泣いたり笑ったりした時期。 そういう時期を一緒に過ごしてくれた先生だからなんだろうなぁと思います。 先生が当時言っていた言葉があります。 今日その言葉が、みんなの口からぽろぽろとこぼれてきました。 ピンチはチャンス。 年がら年中ピンチ続きの僕には、本当に大切な言葉。 当時、先生自身がよりどころにしていた言葉だったと明かしてくれました。大変な時期だったと。 そういう

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三上君に漆を塗ってもらったスプーンとフォーク。 きれいに出来上がって、今日持ってきてくれました。 薪地(まきじ)という技法でかたく丈夫に塗られています。 こういうのいいよねっていう話をずっとしながら、その方向に向かって試行錯誤しています。 塗りの仕上がりに対しては、三上君を信じて、注文はだしながらも、漆に毎日触れている彼が良いと思う姿にしてもらっています。 できたものを見て、その彼が良いと思う姿と、僕らが良いと思う姿のほんの少しのギャップを埋めながら、また次につないでいきます。 良い、の基準をすり合わせることって、すごく重要で、それにはけっこうな時間と、労力を要します。 そういうところを、やわ

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