KOGIN
- posted 6月 1, 2012
弘前市立博物館で明後日まで開催中のKOGIN展。
昼休み急いでかみさんと見に行ってきました。
なんとなく知ってるようで、知らないこぎんの世界。
今は装飾的なイメージが強いこぎん刺しだけれど、昔はばりっばりの実用品。
少しでも暮らしやすくするための、本当に切実な工夫。
でも、それを少しでも綺麗に、美しくっていう、昔の人の生き方に心をうたれました。
このころの暮らしがどのくらい貧しかったかとか、豊かだったかとか、そういうことは、今を生きる僕には理解しようとしても、うわべだけ。
どんな人が、どんな思いで、作っていたのか。
本当のところは理解できていないと思います。
でも、一つ本当に理解できたことは、どのくらい生きることに一生懸命だったのかっていうこと。
自分たちが着る服は、自分たちで作る。
その材料も自分たちで作る。
食べるものもなにもかも。
一冬でジャンパーに穴が開いたって、毎年仕事着を買い替えている自分っの暮らしってどうなのか。
きっと、もう少し考えて、変えてみた方がいいことがあると思う。
そんなことをおもいました。
日曜日までです。ぜひ足を運んでほしいと思います。