2020

• posted 12月 29, 2020

2020年も終わりですね。
今年は大変でした。
家具らしい家具は一つ、二つしか作ってません。
コロナのせいと言いたいところですが、事態は昨年の増税のあたりから始まっていたように思っています。
だから、なにか根本的に何かを変えないと、と思いを巡らし、行動した１年でした。
家具は作りませんでしたが、家具の修理は沢山やらせていただきました。
また、剪定鋸のお仕事が徐々に増えてきており、年明けも２カ月ほど続きます。
家具を作る機会が減ったということをどうとらえるか、始めは深刻にとらえていました。
ですが、コロナウイルスの世と並走しながら、日がたつにつれ、家具を直したい方が増えたというこの時代の素直な反応や、これは誰に頼んでいいか分からないなぁという思いもよらないお仕事、少しづつ育ててきたお仕事の種が芽を出してきたこと、そういう小さな沢山の実感が、まだ自分にも役割はありそうだなと思わせてくれました。
とても十分な状況ではありませんが、必要以上にネガティブにならずに、生きるということに集中して暮らすことができたように思います。
一つ一つのお仕事がとても励みになる一年でした。

新しい年も、すぐに何かがよくなるとは思えません。
欲張らずに、静かに、目のまえのことに一生懸命になれるように、心と体を整えて大切に暮らしたいと思います。

ありがとうございました。