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一皮

臼の内側が大体一皮むけて、ケヤキの橙色が見えてきました。
こうして古くなって黒ずんだ木をすこーし削っただけで見えてくる新しい木肌を見るたびに、木ってすごいなぁと思います。
ぐるぐるっとめぐるケヤキの年輪が、椅子のフォルムなりになって、はっきり見えてきてうっとりながめてしまいます。
最近は、こんな木の塊に、とても魅力を感じます。
若い時は、人がデザインしたさまざまなものにカッコよさを感じてあこがれてきたし、色々作ってみたりもしたけど、なんか結局、塊だな塊って感じです。