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休日とWORKBENCH


日曜日、午前中は納品で大館へ。
長らくお待たせしてしまった椅子を納品して、脚立の試作品の打ち合わせをしてきました。
午後から、ちょっと子供達と一緒にいる時間があったので、なにやる?っとなり、店つくるかっとなって。
2時間ほど、一緒に日曜大工。
柱が一本たって、テンションUP。
お父さんは時に厳しいことを言うので、子どもたちがどのくらい楽しめたかはわからないけど、とにかく楽しい時間です。
WORKBENCHの日にどんなことをやっていったらいいか、こんなことをしながらぼんやり考えています。
ちょっとスプーン作りの日ということから外れてみようと思った記事を書いた日から、いろんな方から、こうしたら、こう考えたらとアドバイスいただくことが多く、そんなことから周囲に感謝を感じるこの頃です。
ちょっと前、ミヤマコ君と話をしました。
自分も好きなことをしに来るので、好きなことやってればいいんじゃないかと。
そうだよねと、腑に落ちるところがありました。

僕自身が楽しいと思うこと。何が心を豊かにして、何に心を揺さぶられて、自身が気づき、気づかされ、明日の糧になるような時間。
きっと決まったことをする、商業的な考えのものではないんだよなぁと。
とはいっても商売の中ですることだとすれば、お客様に理解してもらいやすいことじゃなきゃ、来てもらえないんじゃないかと、自問自答してきました。
でもWORKBENCHでやりたいことというのは、もっと偶発的な楽しみがある、説明できないことのような気がしています。
今日、僕の子供達と、僕らのお店を作る、そいういうことをして、ああ楽しいなぁと。
自分のやりたいこと、やらなければいけないことを、自ら考え、仲間に相談しながら、家族と仲間の協力を得ながら、たいして大げさなことではないけれど、身の丈の中で前へ踏み出す。
それで、よし今日もやったぞと、明日は何をしようと、明日も頑張ろうと心に誓って、今日を終える。
そういうことが、もし僕以外の人も感じてもらえるなら、一緒に感じたいと思う。
言葉にしてみたらこんな感じになったけれど、僕自身もっと前に進みたいし、少し忘れていたもっと楽しむということを、楽しいっていう気持ちを、思い出したいということなのかもしれません。
もっと偶然、もっと思ってもみなかったことから、感じる何か。
なんだって、やってみたらいいし、やっていいんだってこと。
あっ、こういうことっていいなぁとか、はははって笑えるたわいもない時間こそ、明日を元気に明るくしてくれるものなのかなと思います。
仲間や、訪れてくれた人たち、偶然通りかかった人、そして家族、いろんな出会いの中で、その時間を一緒に過ごしながら、元気になれたいいなと。
そんなことが、「作り出す」っていう僕自身が大事にしていることを真ん中に置いて、みなさんとできたらいいなぁと思っています。
でも、ここまで書いてきたようなことを、じゃあ、こういうことですから、何月何日何時から参加費いくらで、こんなことを感じてほしいから、スプーンを作りますというのもなんか変だなぁと感じてきました。
もっと偶然、もっとそのときやりたいって思えることを、僕自身がやりたいと思うことをやっていることにします。

当面はWORKBENCHの日は、僕らのお店を作ってます。
壁を作ったり、窓を入れたり、ペンキを塗ったり、看板を作ったり、やらなければいけないことは沢山あります。
ミヤマコ君が一緒に作ってたり、仲間が遊びにきてるかもしれません。
興味をもってきてくださった方と、一緒にペンキを塗ってるかもしれません。
スプーンを作りたいお客さんが来て、偶然スプーンを作ってるかもしれません。
家具屋志望の若者が何か手伝いに来てるかもしれません。
これからソファがほしいというお客さんと商談をしているかもしれません。
特に何もするわけでもなく、限定のカフェになってるかもしれません。
もしかしたら、これまでより来にくい日になってるのかもしれませんが、来てくれた方とは全力で一緒に楽しみたいと思っています。
そんな日はどうでしょうか。
まずは3月19日午前中からはじめてみたいと思います。
スプーンを作りたいとか、こういうことをしたいとか、事前にご要望があればお気軽にご連絡ください。
柔軟に偶然を大切に楽しんでいきたいと思います。
できれば毎月何日とか、第何日曜日とか、決まった日であればお客様にとってはお越しいただきやすいのかもしれませんね。
そういうことも含めて、2017年は気持ちよくできるWORKBENCHを考えながら続けてみたいと思っています。
きっとこういうことをしたいといってできていく姿ではないのかもしれません。
やっていったらこうなっていったっていう姿なんだと思います。
毎年変わっていったっていいくらいの感じでいきますので、ああ、また悩んでるなと笑いながら気にかけていただければありがたいです。
長かったですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
さっぱりしました。
追伸
ブレーメン様 脚立借りっぱなしでごめんなさい。もうちょっと貸してください。