木の板
- posted 12月 24, 2016
クリスマスですね。
ワインを飲みながら楽しい時間を過ごしました。
テーブルにはワインの痕。
数えきれないほどのシミや、傷が我が家のテーブルについています。
一つ一つ何のときの何かはもはやわからないけれど、積み重なって今のテーブルがあるのはまちがいないです。
オイルフィニッシュの家具は汚れます。
初めの真新しさはすぐに日常の色々とともにだんだんと色を上げて汚れ、育っていきます。
でも何万円もするテーブルが汚れますよって言われても、理解に苦しむところもあるんです。
そのあたりのうまい伝え方にはいつも悩みます。理解は人それぞれだと思います。
悩ましいところですが、10年使ってみてくださいというほかないのかなぁと思っています。
「オーダーメイドのテーブル」が「木の板」になっていく時の流れ。
そういう時間と、それを受け入れられるものの作り、そして使い手の充実した毎日が、かけがえのないものを生んでいくんだと思います。