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家具屋

2016_11_18
鞘・・・。
鞘を作れないかとご相談をいただいて、頭をかかえております。
本物の刀剣の鞘を、本物の作り方で作ってほしいと。
工場がある百石町の隣は鞘師町です。
昔、鞘を作る鞘師が住んでいたとか。
鞘師がいない今、出来る人はだれか。
こんな時、家具屋としてどんな姿であるべきかよく考えます。
昨日は、今あるテーブルをコタツにしたいんだけど、とご相談をいただきました。
夏は椅子で、冬は脚が短くなって、コタツに、と。
家具屋としてどんな姿であるべきか。
一生使える、一生に一度のダイニングテーブルを作ってほしい、と今真っ最中、取り組んでいます。
家具屋として・・。
自分の役割を、幅広くとらえるか、狭く狭く一つのことを追求するか、どうとらえるかは自分次第だけれど。
この小さな町の中に潜在的にある家具屋の役割は、実はとても多く、それに一つ一つ答えることはとても有意義なことだと思います。
その一つ一つに、自分の関わり方を、大らかに沿うようになじませていくようにモノをを作りながら生きていけたらいいなぁと思います。