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感じる道具

2015_9_25
どうやったらそんな4日なんて休めるのかわからない、などとぐだめき半分でシルバーウィークも仕事でさらっとすぎました。
明日から鉋がけが多くなるので、鉋の台と刃を仕込み直しました。
ずっと調子が悪いのを感じながら、だましだまし使ってましたが、我慢の限界。
鉋ってこんなに便利なものだったっけて思うぐらい、切れるようになり、削ってウワッて声がでるくらいでした。
ふしぎなもので、鉋や木工の道具って、長く使ってると、いろんなことが体感として理解できるようになってきます。
木が削れるっていうことが、刃の角度だったり、研ぎ具合だったり、台の動きだったり、一つ一つの現象の積み重ねなんだってことに気づくというか、感じるというか。
目盛で調整するようなものと違って、データにできないというか、体で調整するようなものだからかもしれません。
まだまだ分からないことも多いし、へたくそなところもあるけど、今は鉋なんて使わないなんて言わず必要なものとして使い込んでいきたいものです。
道具が良くなると気持ちがいいし、仕事に前向きになれます。