りんごのセンヌキ

• posted 12月 13, 2014

りんごのセンヌキのお話し。
少し前になりますが、弘前市内の青森銀行さんの４支店が３０周年を迎えられたるということで、記念品として、りんごのセンヌキを使っていただきました。
こういう記念品としての需要があるのかと、一つ希望を見出せたお仕事でした。
このへんの人の力で、どんなものがいいもので、どんな人が、どんな時に求めるもので、どうやったら仕事になるか。
そんなことを、みんなで一所懸命考えて作ったことを思い出します。
同時に、こうやって作ったら、ちゃんと手に取ってもらえるんだって、確認できたものづくりだったように思います。
そういう作り方でできたものを、ちょっとずつ増やしていきたいと、つくらせていただく機会をいただきながら、そのたびに作ることの難しさに直面して、右往左往しています。
いいものを作りながら、それで暮らしていくことに、希望や、矛盾を抱えながらも、ひとつひとつなんとか答えを導きだして、姿を作っていきたいと思います。
いいものは、説明がいらない。
そのことはなんとなくわかってきてる。
今は、そういうものを作ることを、あきらめないで粘り強く続けて、一つでも多く、目に見える姿を増やしていくことが大事だと思っています。